2025/6/28 ボレイコ×新日フィル ショスタコーヴィチ「交響曲第11番」
2025-06-28


ボレイコの音楽は心身とも巻き込まれてしまいそうな苛烈なものではない。テンポやバランスがよく整えられた堅実でハッタリのない演奏である。作者ショスタコーヴィチが何を訴えようとしたのかを示唆してくれるような音楽だった。
 ボレイコはサンクトペテルブルグ(旧レニングラード)生れ、ショスタコーヴィチと同郷である。父親はポーランド人、母親はロシア人だという。2023/24までワルシャワフィルの音楽監督を務め、昨年、手兵と来日している。以前は東響やN響を指揮したこともあるようだが、日本のオケを振るのは珍しい。ボレイコのショスタコーヴィチは他も聴いてみたい。

戻る
[音楽]
[演奏会]
[新日フィル]
[ショスタコーヴィチ]
[露・東欧]

コメント(全0件)


記事を書く
powered by ASAHIネット